ハンバート ハンバートは佐藤良成と佐野遊穂によるデュオ。1998年に6人バンドとして結成後、ほかのメンバーが去り、男女デュオに。
フォーク、カントリーなどをルーツにした楽曲と、別れやコンプレックスをテーマにした独自の詞の世界を持ちます。作家の又吉直樹氏がファンであることを公言しているそうです。

この曲は不思議な雰囲気の曲です。死別の曲であるか意見が分かれるところもありますが、「どこにいるの? 君のそばにいるよ」「何を見てるの? 君のこと見てるよ」の歌詞から、やはり亡くなった女性を回想する男性の曲に思えます。「いつも同じ話」というところが、象徴的です。


どこにいるの? 窓のそばにいるよ
何をしてるの? 何にもしてないよ
そばにおいでよ 今行くから待って
話をしよう いいよ、まず君から

どこにいるの? 君のそばにいるよ
何を見てるの? 君のこと見てるよ
どこへ行くの? どこへも行かないよ
・・・・・・ ずっとそばにいるよ

それから 僕も君を見つめ
それから いつもおなじ話

どこにいるの? となりの部屋にいるよ
何をしてるの? 手紙を書いてるの
そばにおいでよ でももう行かなくちゃ
話をしよう ・・・・・・・

それから 君は僕を見つめ
それから 泣きながらわらった

それから 君は僕を見つめ
それから 泣きながらわらった

さようなら ゆうべ夢を見たよ
さようなら いつもおなじ話

[作詞 佐藤良成]


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