細やかで情感のあふれるメロディーに反して、相手を突き放すような歌詞。
柴田淳はこの曲に関するインタビューでこのような発言をしています。
この曲を究極のラブソングという人もいます。
『この曲を作るときに「すがる愛じゃなくて、すがらない愛の方が深いんじゃないか」って思うことがあって。前に『光』っていう歌を作ったんだけど、その当時は「好きな人を看取って一人で生きていくぐらいなら、本当に申し訳ないんだけど残された人のことを全く無視して先に逝きたい」っていう気持ちがあったんですよ。でももし両親より先に死んでしまうことがあるとしたら、やっぱり残された人たちって生き地獄になると思うんですよね。だったら自分が看取った方がラクだなって、今は考えられるようになった。
恋愛における別れとかでも、本当は「行かないで」って言いたいけど「大丈夫」って言った方がいいと思うようになった。それは最高の嘘だと思うし、そう言ってあげた方が相手は安心して幸せになれるのかなって。』
~Billboard JAPAN 柴田淳 『ゴーストライター』 インタビュー より
http://www.billboard-japan.com/special/detail/407
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いつかあなたが死んでいっても
私なら大丈夫
ずっと前から一人だった
あなたを愛した時から
たとえ私が先に逝っても
あなたなら何も変わらない
振り返らないで生きてゆけるわ
[作詞 柴田淳]
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